AI時代の情報モラルとセキュリティを親子で育てる学び
2026/06/16
大阪市都島区で子どもの習い事を探している保護者の方から、最近よく聞くようになったのが「AIを使える子にしたいけれど、使わせ方が少し不安です」という声です。ChatGPTのような生成AI、学校での端末活用、オンラインゲーム、動画サービス、SNS。子どもたちの生活の中にデジタルは当たり前に入り、便利さと同時に、情報の扱い方を学ぶ必要性も大きくなっています。
iTeen都島ベルファ前校では、プログラミングを「コードを書く練習」だけとは考えていません。Scratchでキャラクターを動かすときも、タイピングを練習するときも、AIについて話すときも、共通して大切なのは、自分で考え、試し、情報を選び、相手に伝わる形に整える力です。今日は、文部科学省が公表している生成AI活用の考え方と、IPAの情報セキュリティ10大脅威2025を参考にしながら、家庭でできる実践ポイントを教室目線でまとめます。
生成AIは「禁止」よりも「考えて使う」練習が大切です
文部科学省は、初等中等教育段階における生成AIの利活用について、令和6年12月26日にガイドラインVer.2.0を公表しています。そこでは、生成AIをただ避けるのではなく、発達段階や利用場面に応じて、使い方、注意点、情報の確かめ方を学んでいくことが重視されています。これは、教室で子どもたちを見ていても自然な流れだと感じます。
たとえばScratchでゲームを作る子が「敵をもっと面白く動かしたい」と考えたとします。AIに聞けばアイデアは出るかもしれません。でも、そのまま貼り付けるだけでは、自分の作品にはなりません。「なぜその動きになるのか」「自分のゲームに合うのか」「もっと安全でわかりやすいルールにできないか」と考えるところに、プログラミング学習の価値があります。
AI時代に必要なのは、答えを早くもらう力だけではありません。出てきた答えを疑い、比べ、直し、自分の目的に合わせて使う力です。これは情報Iにもつながる情報活用力であり、小学生のうちからScratchやタイピングを通じて少しずつ育てられる力です。
セキュリティは大人だけの話ではありません
IPAが公開している「情報セキュリティ10大脅威2025」では、個人向けの脅威として、不正ログイン、個人情報の窃取、クレジットカード情報の不正利用、偽警告によるインターネット詐欺などが挙げられています。これらは会社員や大人だけの問題に見えますが、実際には子どものゲームアカウント、動画サービス、学習アプリ、家族共有の端末にも関係します。
「無料でアイテムがもらえる」「この警告を閉じるにはクリック」「友だちだけに教えるからパスワードを送って」。こうした場面は、子どもにとって判断が難しいものです。叱るより先に、なぜ危ないのかを一緒に分解して考えることが大切です。プログラミングで条件分岐を学ぶように、ネット上でも「もし相手が本物でなかったら」「もし公開されたら」「もし消せなかったら」と条件を置いて考える練習ができます。
教室でも、作品づくりの会話の中で「この名前は公開して大丈夫?」「画像や音は使ってよいものかな?」と問いかけます。情報モラルは特別な授業だけで身につくものではなく、毎回の制作や発表の中で自然に鍛えられる感覚です。
ゲーム時間のルールは「制限」だけでなく振り返りに変えられます
ゲーム時間の相談も多いテーマです。もちろん家庭ごとのルールは必要ですが、時間を短くするだけでは、子どもの納得感につながりにくいことがあります。そこでおすすめしているのが、ゲームをした後に「今日は何がうまくなった?」「どんな作戦を考えた?」「作る側ならどう直す?」と短く振り返ることです。
遊ぶ側の経験を、作る側の視点に変えるだけで、画面の見え方は変わります。Scratchでステージを作ると、子どもたちは「難しすぎるとつまらない」「説明がないと伝わらない」「音や動きで気持ちよさが変わる」と気づきます。これは創造力だけでなく、相手の立場で考える力、論理的に改善する力にもつながります。
AI時代の学びでは、消費する時間をゼロにすることより、創る時間を増やすことが大事です。ゲームが好きな子ほど、プログラミング学習の入口を持っています。「好き」を止めるだけでなく、「作ってみる?」に変えることで、学びのスイッチが入りやすくなります。
タイピングはAI時代にも必要な基礎体力です
音声入力やAIの補助が進んでも、タイピングの価値は下がっていません。むしろ、自分の考えを素早く正確に入力できることは、AIに質問する、資料をまとめる、プログラムを直す、調べたことを記録するなど、あらゆる学習の土台になります。
タイピングが苦手な子は、考える前に入力で疲れてしまうことがあります。反対に、少しずつ打てるようになると、Scratchの変数名やメモ、検索キーワード、発表文づくりにも前向きになります。速さだけを競うのではなく、正しい姿勢、ホームポジション、間違えたときの直し方を身につけることが、長い目で見て大きな差になります。
家庭では、毎日長時間練習する必要はありません。5分だけでも「昨日よりミスが減った」「同じ文章を落ち着いて打てた」と振り返ると、子どもは成長を実感しやすくなります。短い成功体験を積み重ねることが、デジタル学習への自信につながります。
家庭でできる3つの声かけ
1つ目は、「それはどこから知ったの?」です。検索結果、動画、AIの回答、友だちの話。情報には出どころがあります。正解か不正解かをすぐ決めるより、まず情報源を確認する習慣をつけることが、情報活用力の第一歩です。
2つ目は、「ほかの方法もあるかな?」です。プログラミングでも、同じ動きを作る方法は一つではありません。AIが出した案、子ども自身の案、友だちの案を比べることで、論理的思考と創造力が育ちます。
3つ目は、「公開しても困らないかな?」です。名前、顔写真、学校名、位置情報、アカウント情報などは、子どもだけで判断しにくいものです。禁止ワードを増やすより、公開前に一呼吸置く合言葉を家庭で決めておくと実践しやすくなります。
iTeen都島ベルファ前校で大切にしていること
iTeen都島ベルファ前校では、子どもたちが自分のペースで考え、試行錯誤しながら作品を形にする時間を大切にしています。Scratchでゲームを作る、タイピングで表現の土台を作る、AIやセキュリティの話題を身近な例で考える。どれも、将来のための特別な準備ではなく、今の生活をよりよくする学びです。
大阪市都島区周辺で、子ども向けプログラミング教室を探しているご家庭にとって、教室選びのポイントは「何を作るか」だけではありません。子どもが失敗したときに考え直せるか、情報を安全に扱えるか、自分の言葉で説明できるか。そうした力まで育てられる環境かどうかが、これからますます大切になります。
AIが身近になったからこそ、人が考える力、選ぶ力、創る力の価値は高まっています。iTeen都島ベルファ前校では、最先端の技術を遠い話にせず、子どもたちの日々の作品づくりと家庭での実践につなげながら、これからの時代に必要な情報活用力を育てていきます。
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プログラミングスクールiTeen 都島ベルファ前校
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