Scratchで考える力を育てる学習
2026/06/16
大阪市都島区のプログラミングスクール、iTeen都島ベルファ前校です。最近、体験授業に来られる保護者の方から「Scratchは家でも少し触っています。でも、ただゲームを作って遊ぶだけで力になるのでしょうか」というご相談をよくいただきます。
この疑問はとても大切です。Scratchは、ブロックを並べるだけでキャラクターを動かせるため、子どもにとって入り口がやさしい教材です。一方で、学び方によっては「手順をまねしただけ」「完成したら終わり」にもなります。反対に、目的を決め、試し、直し、説明するところまで経験すると、論理的思考や創造力、情報活用力を育てる強い学習になります。
文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」でも、小学校段階のプログラミング教育は単にコードを書く技能だけをねらうものではなく、プログラミングを通して物事を順序立てて考える力や、社会の中でコンピュータがどのように活用されているかに気づく学びとして整理されています。iTeen都島ベルファ前校でも、この考え方をふだんの授業に自然に取り入れています。
Scratchは「失敗して直す」経験を見える形にしてくれます
プログラミング学習の良さは、間違いがすぐに見えることです。たとえば、キャラクターが右に進むはずなのに下へ動いてしまう。スコアが増えるはずなのに、なぜか一気に100点になってしまう。画面の中で起きたことを見ながら、「どの命令が原因だろう」と考える時間が生まれます。
これは学校のテストでいう「正解か不正解か」とは少し違います。Scratchでは、間違いは終わりではなく、作品をよくするための材料です。子どもたちは、ブロックを一つ外して試す、順番を入れ替える、条件を変えるといった小さな検証を繰り返します。この検証の積み重ねが、AI時代に必要な「なぜそうなるのかを考える力」につながります。
最近は生成AIに質問すれば、答えらしきものがすぐ返ってくる時代です。だからこそ、子ども自身が結果を観察し、原因を推測し、改善案を試す経験はますます重要になります。AIを便利に使える大人になるためにも、まずは自分の頭で筋道を立てて考える土台が必要です。
「ゲームを作る」は遊びではなく、設計の練習です
保護者の方の中には、「ゲーム」と聞くと遊びの延長に見える方もいらっしゃいます。ただ、Scratchでゲームを作る過程は、実はかなり高度な設計の練習です。スタート画面をどうするか、ルールをどう伝えるか、難しすぎず簡単すぎない動きにするにはどうするか。子どもは作品づくりの中で、相手に伝わる構成を考えています。
たとえば迷路ゲームを作る場合、ただ壁を描くだけでは完成しません。プレイヤーがどこで迷うのか、ゴールしたときにどんな表示を出すのか、失敗したときにやり直せるのか。こうした要素を考えることは、文章を書くときの構成力や、算数で条件を整理する力にも近いものがあります。
iTeen都島ベルファ前校では、完成した作品に対して「どこを工夫した?」「次に遊ぶ人が分かりやすくするには?」と声をかけます。作品を説明する時間を入れることで、ただ作るだけでなく、自分の考えを言葉にする練習にもなります。
文部科学省の手引でも重視される「社会でどう使われるか」
文部科学省の手引では、プログラミングが社会でどのように活用されているかに焦点を当てることや、探究的な学習の過程に適切に位置付けることが示されています。これは、子どもたちにとってとても大事な視点です。
Scratchで信号機の動きを再現したり、店員さんのレジの流れを作ったり、宅配ロボットの動きを考えたりすると、プログラミングは急に身近になります。コンピュータはゲームの中だけではなく、駅、スーパー、病院、学校、家電、スマートフォンの中にもあります。都島区で暮らす子どもたちの毎日の生活も、実はたくさんのプログラムに支えられています。
この視点があると、子どもは「プログラミングは特別な人だけのもの」ではなく、「自分の生活を便利にしたり、困りごとを解決したりする道具」として捉えられるようになります。AI時代の学びで大切なのは、ツールを知ることだけではなく、何のために使うのかを考えることです。
家庭でできる声かけは「正解を教える」より「理由を聞く」こと
ご家庭でScratchに取り組むとき、保護者の方がプログラミングに詳しい必要はありません。むしろ、すぐに正解を教えようとしない方が、子どもの考える時間は深くなります。
おすすめの声かけは、「どうしてその動きにしたの?」「どこが一番むずかしかった?」「もし友だちが遊ぶなら、どこを分かりやすくしたい?」といった質問です。答えを評価するより、考えた過程を聞くことがポイントです。
子どもは自分の作品について話すうちに、頭の中の順序を整理します。うまく説明できないところがあれば、そこが次に改善できる場所です。これはプログラミングだけでなく、読解、作文、プレゼンテーション、将来の情報Iの学びにもつながる力です。
都島区でプログラミングを学ぶなら、作品より成長の過程を見てください
体験授業や普段の授業で、私たちが大切にしているのは、作品の派手さだけではありません。もちろん、動きのあるゲームやアニメーションが完成すると子どもたちはとても喜びます。ただ、それ以上に見てほしいのは、途中で悩んだ場面、試行錯誤した回数、説明できるようになったことです。
最初は先生のまねをしていた子が、少しずつ「ここを変えたら面白くなるかも」と言い出す。エラーが出ると固まっていた子が、「まずここを調べてみる」と動き出す。そうした小さな変化こそ、AI時代を生きる子どもたちに必要な学びの芽です。
iTeen都島ベルファ前校では、大阪市都島区周辺の小学生・中学生が、自分のペースでプログラミングに取り組めるよう、完全個別指導でサポートしています。Scratchをきっかけに、論理的思考、創造力、情報活用力を育てたい方は、ぜひ一度教室の雰囲気を見に来てください。
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プログラミングスクールiTeen 都島ベルファ前校
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