文字をずらすと暗号になる 都島区の子どもと学ぶ情報セキュリティの入口
2026/09/01
「パスワードは大切」と伝えても、なぜ守る必要があるのかまで実感するのは難しいものです。そこで今回は、文字を一定の数だけずらす簡単な暗号を手がかりに、情報を守る仕組みを子どもと考えてみます。大阪市都島区・ベルファ周辺でプログラミング教室や新しい習い事を探している保護者の方にも、家庭で気軽に試せる学びとしてご紹介します。
暗号は「秘密の人だけが読める工夫」
暗号という言葉を聞くと、映画に出てくる難しい装置や専門家の技術を思い浮かべるかもしれません。でも出発点はとても身近です。伝えたい内容をそのまま見せず、決めた約束を知っている人だけが元に戻せるようにする。これが暗号の基本的な考え方です。たとえば「あ」を一つ先の「い」に、「い」を「う」に置き換えるだけでも、元の文章を知らない人には少し読みにくくなります。
大切なのは、暗号の名前を覚えることではありません。「情報を変えるルール」と「元に戻すルール」が対になっていると気づくことです。これはプログラミングの入力・処理・出力にもつながります。元の文字が入力、ずらす規則が処理、読みにくくなった文字列が出力です。子どもが自分でルールを説明できれば、コンピュータの動きを整理する力も育っています。
紙とえんぴつでできる暗号づくり
まずは家族の名前や「きょうのおやつ」など、短くて楽しい言葉を選びます。五十音表を用意し、すべての文字を二つ先へずらす、と約束を決めて変換してみましょう。濁点や小さい「ゃゅょ」をどう扱うかで迷ったら、それも学びのチャンスです。正解を急がず、「今回は同じままにする」「別の記号を決める」など、自分たちの仕様を言葉にします。
次に、できた暗号文だけを家族に渡して解いてもらいます。うまく読めなければ、どの約束が伝わっていなかったのかを確認します。ここには、相手に伝わる説明、例外の扱い、手順の見直しが詰まっています。Scratchで作品をつくるときも、思った通りに動かない原因は命令そのものだけでなく、最初に決めた条件があいまいなことがあります。暗号遊びは、ルールを丁寧に設計する練習にもなるのです。
Scratchで自動変換すると考える力が見える
紙で仕組みが分かったら、Scratchで自動変換する作品にも発展できます。入力した文字を一文字ずつ調べ、対応する文字に置き換え、最後につなげて表示する流れです。最初から日本語全部に対応しようとすると大変なので、数字だけ、アルファベットだけ、五つの文字だけなど小さく始めます。できる範囲を自分で決めることも、立派な設計です。
「Aを入れたらDになる」「Zの次はどうする」と例を試すうちに、端まで来たときの処理や、想定外の入力への対応を考えるようになります。これはテストの考え方でもあります。iTeen都島ベルファ前校では、ただ完成したかを見るのではなく、子ども自身が予想し、試し、結果の理由を言葉にする時間を大切にしています。仕組みをつくる側に回ると、情報技術が急に自分ごとになります。
簡単な暗号が教えてくれる「安全の限界」
文字をずらすだけの暗号は、表を見比べたり何度も試したりすれば解けてしまいます。ここで「暗号にしたから絶対安全」ではないと話すことが重要です。守る方法には強さの違いがあり、簡単な規則は遊びや学習には向いていても、大切な個人情報を守るには足りません。子どもが自作暗号に夢中になったときこそ、現実のサービスでは専門的な技術が使われていることを自然に伝えられます。
同時に、どれほど技術が進んでも、パスワードを人に教えない、使い回さない、怪しい画面に入力しないといった行動が欠かせません。鍵が丈夫でも、鍵そのものを渡してしまえば守れないのと同じです。暗号の仕組みを知ることと、日々の情報モラルを結びつけることで、「決まりだから守る」から「理由が分かるから選べる」へ一歩進めます。
AIを使う時代ほど中身を想像する経験を
生成AIやオンラインサービスは、入力するとすぐに便利な結果を返してくれます。便利だからこそ、画面の向こうで情報がどのように扱われるかを想像する力が必要です。本名、学校名、顔写真、住所、まだ公開していない作品などを入力する前に、「これは誰に見られてもよい情報かな」と一度立ち止まる。暗号づくりで情報を隠す意味を体験していると、この問いにも実感が伴います。
AIを怖がって遠ざけるのではなく、安全な材料を選び、目的を言葉にし、出てきた結果を確かめながら使う。こうした姿勢が、これからの情報活用力です。iTeen都島ベルファ前校では、プログラミングだけを切り離して教えるのではなく、AIやデジタルサービスを賢く使うための判断も、作品づくりの会話の中で育てていきます。
都島区で「なぜ?」を楽しむ学びを
子どもは、秘密の言葉や自分だけのルールが大好きです。その好奇心から始めて、「どう変えたら読めなくなる?」「どうすれば元に戻せる?」「もっと安全にするには?」と問いを重ねると、論理的に考える力とセキュリティ意識を同時に育てられます。うまくいかないときも、間違いではなく仕組みを見直す材料になります。
大阪市都島区、ベルファ都島の近くで子どものプログラミング教室をお探しなら、ぜひ普段のレッスンの様子も見に来てください。一人ひとりの興味に合わせ、Scratchなどの作品づくりから情報Iにつながる考え方、AI時代に必要な情報活用まで丁寧に広げています。暗号の小さな実験から始まる「知りたい」を、未来の創造力へつなげていきましょう。
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プログラミングスクールiTeen 都島ベルファ前校
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