「もし〜なら」で考える Scratchの条件分岐が育てる判断力
2026/07/04
「雨が降ったら傘を持つ」「宿題が終わったらゲームをする」。私たちは毎日、状況に合わせて行動を選んでいます。この考え方は、プログラミングの「条件分岐」とよく似ています。Scratchでは「もし〜なら」というブロックを使い、条件によってキャラクターの動きやゲームの展開を変えられます。大阪市都島区やベルファ周辺で子どものプログラミング教室を探している保護者の方へ、条件分岐の学びが日常の判断力にどうつながるのかをご紹介します。
条件分岐はコンピューターへの「判断の説明書」
コンピューターは、人のように空気を読んで動くことはできません。「もし右の矢印キーが押されたら、右へ10歩動かす」「もし敵に触れたら、残りの体力を1減らす」というように、条件と行動をはっきり伝える必要があります。この組み合わせが条件分岐です。
子どもがScratchで作品を作るとき、最初は「思ったように動かない」と戸惑うことがあります。よく見ると、条件が足りなかったり、条件を確かめる順番が違ったりします。そこで、自分の頭の中にある判断を一つずつ言葉にしてプログラムへ置き換えます。この過程が、曖昧な考えを整理して相手に伝える力を育てます。
ゲーム作りでは「どんなとき?」が学びの入口
たとえば、迷路ゲームでゴールに着いたら「クリア!」と表示したいとします。まず、ゴールに着いたとはどんな状態かを決めなければなりません。特定の色に触れたとき、ゴールのキャラクターに触れたとき、座標が一定の範囲に入ったときなど、方法はいくつもあります。
先生が答えをすぐに教えるのではなく、「ゴールしたことを、コンピューターはどうやって知るのかな」と問いかけると、子どもは画面を観察し、自分なりの条件を考えます。うまくいかなければ条件を変えて試します。遊んでいるように見えるゲーム制作の中で、仮説を立て、実行し、結果を見て直す学びが何度も起きています。
「もし」と「でなければ」で選択肢を比べる
条件分岐には、「もし条件に当てはまればA、そうでなければB」という形もあります。クイズなら、答えが合っていれば得点を増やし、違っていればヒントを出す。気温を入力する作品なら、暑い日には帽子をすすめ、それ以外なら別のメッセージを出す。この二つの道筋を考えることで、子どもは一方向だけでなく別の可能性にも目を向けるようになります。
日常でも、最初の案が使えないときに「では、どうする?」と考える場面があります。条件分岐に慣れていると、予定どおりにいかないことを失敗だけで終わらせず、別の選択肢を探しやすくなります。状況を見て次の行動を選ぶ柔軟さは、勉強や生活にも役立つ力です。
複雑な条件は、小さく分けると見えてきます
作品が発展すると、「体力が残っていて、なおかつ鍵を持っているときだけ扉が開く」といった複数の条件が登場します。ここで大切なのは、いきなり長いプログラムを書くことではありません。「体力は残っている?」「鍵は持っている?」と確認を分け、それぞれが正しく判定されるかを試します。
これは、難しい問題に出会ったときの整理方法そのものです。何を確認すればよいか、どこまで分かっているか、判断に必要な情報は何かを切り分けます。中学校や高校の「情報I」で扱うアルゴリズムの理解にもつながり、文章題や理科の実験手順を考えるときにも応用できます。
正しい条件でも順番によって結果が変わります
条件をいくつも並べると、どれを先に確かめるかで結果が変わることがあります。たとえば得点に応じて「初級」「中級」「上級」を表示するとき、低い基準から順に判定すると、本来は上級の点数でも先に初級の条件へ当てはまってしまうことがあります。子どもは実際の画面を見ながら、判定の順番を組み替えます。
この体験から、「条件が合っているだけでは十分ではない」「全体の流れを見る必要がある」と気づきます。情報を集めても、比べる順番や優先順位が違えば判断を誤ることがあります。プログラムの修正を通じて、ものごとを順序立てて考える力が自然に鍛えられます。
家庭でもできる条件分岐トレーニング
パソコンがなくても、条件分岐の考え方は練習できます。休日の予定を決めるときに、「晴れなら公園、雨なら図書館」のような二つの案を子どもに考えてもらいましょう。さらに「気温が高ければ午前中に行く」「宿題が終わっていれば午後にゲームをする」など条件を追加すると、判断に必要な情報が見えてきます。
声かけのコツは、「どちらが正解?」ではなく「何を見て決めたの?」と理由を聞くことです。答えが保護者の予想と違っても、条件と理由が筋道立っていれば認めます。自分の判断を説明する経験が増えると、思いつきだけで決めず、根拠を持って選ぶ習慣につながります。
iTeen都島ベルファ前校で自分の判断を作品にしよう
iTeen都島ベルファ前校では、Scratchのブロック操作を覚えることだけをゴールにしていません。子どもが「こんなゲームにしたい」と考えたアイデアを、どんな条件と順番なら実現できるか一緒に整理します。個別に進み方を調整できるため、初めてパソコンに触れるお子さまも、経験のあるお子さまも、自分の課題に向き合えます。
AIがさまざまな答えを提案してくれる時代でも、何を条件に選ぶか、結果が目的に合っているかを判断するのは人です。プログラミングを通じて育つのは、コードを書く技術だけではなく、情報を確かめ、選択肢を比べ、自分で決める力です。
都島区、ベルファ都島周辺で子どもの習い事をお探しなら、教室で実際の学びをご覧ください。作って、動かして、考え直す楽しさの中で、論理的思考、創造力、情報活用力を育てています。お子さまがどんな条件を考え、どんな作品に仕上げるのか、その過程を私たちと一緒に見守っていきましょう。
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プログラミングスクールiTeen 都島ベルファ前校
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