「もし」と「かつ」で考えが深まる 都島区の子どもに育てたい論理的思考
2026/09/11
条件を組み合わせると、プログラムはもっと賢くなる
「雨が降っていたら傘を持つ」「宿題が終わって、時間があったらゲームをする」。私たちは毎日の中で、たくさんの条件を考えながら行動しています。実はこの考え方は、プログラミングの大切な土台です。Scratchでも、「もし〜なら」というブロックを使うと、作品が状況に合わせて動くようになります。
最初は一つの条件だけでも十分です。けれど作品を工夫していくと、「点数が10点以上で、残り時間もあるとき」「赤い色に触れた、または端に触れたとき」のように、二つ以上の条件を組み合わせたくなります。ここで登場するのが「かつ」「または」「ではない」という考え方です。言葉としては少し難しく見えますが、身近な例に置き換えると小学生にも理解しやすくなります。
都島区やベルファ周辺で子どもの習い事を探している保護者の方からは、「プログラミングは将来エンジニアになる子だけのものですか」と聞かれることがあります。答えはいいえです。条件を整理し、筋道を立てて確かめる経験は、算数の文章題や理科の実験、日常の判断にもつながります。
「かつ」と「または」の違いを遊びの中でつかむ
たとえばScratchで宝探しゲームを作るとします。「鍵を持っている、かつ、扉に触れたとき」に扉が開くようにすると、鍵を取らずに出口へ行っても先へ進めません。一方で、「スペースキーまたは上向き矢印キーが押されたとき」にジャンプするようにすれば、二つの操作方法から好きな方を選べます。
この違いを説明だけで覚えるより、自分の作品で試した方がずっと印象に残ります。条件を一つ変えると何が起きるのか、わざと鍵を取らずに扉へ行ったらどうなるのか。予想して実行し、結果を見ることで、あいまいだった言葉が具体的な仕組みに変わります。
うまく動かないときも学びのチャンスです。「扉に触れた」だけを条件にしていたのか、「鍵を持っている」という情報が正しく記録されているのかを順番に確かめます。すぐに正解を教えてもらうのではなく、自分の仮説を小さく試す姿勢が、考える力を育てます。
「ではない」が安全な仕組みをつくる
「ではない」という条件も、作品づくりで大活躍します。たとえば、「ゲームオーバーではない間だけキャラクターを動かす」「答えが空欄ではないときだけ送信する」といった仕組みです。何かが起きたときだけでなく、起きていない状態にも目を向けられるようになります。
これは情報モラルやセキュリティにもつながる視点です。「知っている人だから大丈夫」だけで判断せず、「本人だと確認できないなら個人情報を送らない」と考える。プログラムの条件分岐を通して、行動する前に条件を確かめる習慣が自然に身につきます。
条件を厳しくしすぎると誰も使えず、ゆるすぎると想定外の動きが起きます。子どもたちは作品をつくりながら、「どこまで許すか」「どんな例外があるか」を考えます。これは使う人を想像するデザインの学びでもあります。
文章題にも情報Iにもつながる真偽の考え方
プログラミングでは、条件が合っている状態を「真」、合っていない状態を「偽」と考えます。少し専門的な言葉ですが、やっていることは○か×かを確かめるのと同じです。「点数は10より大きいか」「名前は入力されているか」と問いを一つずつ分けると、複雑な問題も整理しやすくなります。
算数の「以上」「より大きい」の違いも、プログラムにすると結果がはっきり表れます。10点を含めたいのに「10より大きい」と書けば、10点では条件が成立しません。なぜ思った通りにならないのかを調べる中で、言葉を正確に読む力も鍛えられます。
中学校、高校へ進むと、情報を分類したり、複数の条件でデータを絞り込んだりする場面が増えます。高校の情報Iでも、アルゴリズムやデータ活用を考えるうえで条件分岐は欠かせません。小学生のうちからScratchで楽しく触れておくと、記号だけの学習にならず、動きと意味を結びつけられます。
家庭では正解より「条件は何?」と聞いてみる
ご家庭でできる声かけは難しくありません。子どもが「ゲームが動かない」と困っていたら、「どんなときに動く予定だった?」「その条件は今そろっている?」と聞いてみてください。答えを先に伝えるより、自分で条件を言葉にする時間をつくることが大切です。
お出かけの準備でも練習できます。「雨なら傘」「寒くて外に長くいるなら上着」のように、必要な物と条件を結びつけます。家族でルールを決めるときには、「平日か休日か」「翌日に学校があるか」など、判断に必要な条件を一緒に整理できます。プログラミングの考え方が生活の中にもあると気づくと、学びがぐっと身近になります。
間違えた条件は失敗ではありません。試したからこそ、見落としていた例外が見つかります。大人が「どうしてそう考えたの?」と興味を持って聞くことで、子どもは自分の考えを説明し、次の工夫へ進めます。
iTeen都島ベルファ前校で、考えを形にする力を
iTeen都島ベルファ前校では、ブロックを並べることだけをゴールにしていません。子ども自身が「どんなときに、何が起きる作品にしたいか」を考え、条件を組み合わせ、実際に動かして確かめる過程を大切にしています。講師はすぐに答えを渡すのではなく、考えを整理できる問いかけで一人ひとりを支えます。
条件分岐を使いこなせるようになると、ゲームも物語もクイズも表現の幅が広がります。同時に、問題を小さく分ける力、例外を想像する力、相手に説明する力も育っていきます。AIを使う場面が増える今こそ、出てきた答えをそのまま受け取らず、条件や前提を確かめる力が大切です。
大阪市都島区、ベルファ周辺で子ども向けのプログラミング教室やパソコンの習い事をお探しなら、ぜひ教室での学び方をご覧ください。Scratchが初めてのお子さまも、自分の「やってみたい」から一歩ずつ始められます。作品づくりを通して、これからの学習や生活に役立つ論理的思考と情報活用力を一緒に育てていきましょう。
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プログラミングスクールiTeen 都島ベルファ前校
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