Scratchの乱数で予想と検証を楽しむ 都島区で育てる確率的な考え方
2026/08/28
「毎回ちがう」が子どもの好奇心を動かす
Scratchでゲームを作っていると、同じ動きだけでは物足りなくなる瞬間があります。敵がいつも同じ場所から出てきたり、宝物が毎回同じところに置かれたりすると、遊び方を覚えた後は驚きがなくなるからです。そこで活躍するのが「乱数」です。数字をランダムに選ぶ仕組みを使うと、キャラクターの出現場所、問題の順番、もらえる得点などに変化をつけられます。
子どもたちは乱数を使った瞬間に、「次はどこに出るかな」「本当に同じ確率なのかな」と目を輝かせます。これは、ただゲームを楽しくする工夫ではありません。結果を予想し、何度も試し、集まった結果から傾向を読む学びにつながります。小学校の算数で扱う場合の数や、中学校以降の確率・データ活用にも通じる大切な感覚です。
大阪市都島区やベルファ周辺で子どもの習い事を探している保護者の方から、「プログラミングは将来役立ちそうだけれど、算数が得意でないと難しいですか」と聞かれることがあります。実際は、完成した式を覚えるよりも、動く作品を通して数の意味を体感できるところがプログラミング学習の面白さです。
乱数は「でたらめ」ではなくルールのある仕組み
子どもに乱数を説明するとき、「コンピュータが適当に決める数字」と言うだけでは、学びがそこで止まってしまいます。Scratchの「1から10までの乱数」のようなブロックには、選ばれる範囲という明確な条件があります。1から6までにすればサイコロのようになり、1から100までにすれば百分率を使った出来事を表現できます。
たとえば、20以下ならレアアイテム、21以上なら通常アイテムが出る仕組みを作るとします。子どもは「レアが出る可能性はどのくらいだろう」と考え始めます。ここで先生が答えを先に教えるのではなく、まず10回試して記録し、次に100回試して比べます。少ない回数では偏って見えても、回数を増やすと全体の傾向が見えやすくなることに、自分の作品を通して気づけます。
うまくいかなかったときも学びのチャンスです。「0が出てしまった」「端まで移動できない」「レアが多すぎる」といった現象から、数字の範囲や条件分岐を見直します。設定した条件と実際の結果を結びつける経験が、筋道を立てて考える力を育てます。
予想して、記録して、確かめる習慣
乱数の作品づくりで大切にしたいのは、何度もクリックして一喜一憂するだけで終わらせないことです。まず「10回中、赤は何回出そう?」と予想し、結果を表に書きます。次に、回数を増やしたらどうなるかを考えます。予想と結果が違っても、間違いではありません。違いが生まれた理由を考えるところから、探究が始まります。
記録には、紙の表を使っても、Scratchの変数やリストを使ってもかまいません。慣れてきたら、結果を棒グラフのように画面上へ並べる作品にも発展できます。数字だけでは気づきにくかった偏りが、色や長さで見えるようになると、「データをわかりやすく伝えるにはどうすればよいか」という情報活用力にもつながります。
この学び方は、生成AIを使う場面にも共通します。コンピュータから返ってきた結果をそのまま信じるのではなく、条件を確認し、複数回試し、納得できるかを確かめる姿勢が必要です。最先端の道具を使いこなす力は、便利な機能を知ることだけではなく、結果を検証できる力とセットで育ちます。
家庭でもできる「もしも」の会話
家庭で特別な教材を用意しなくても、確率的な考え方は育てられます。天気予報の降水確率を見たときに、「30%なら雨は降らないの?」と話してみる。カードゲームで同じカードが続いたときに、「次は必ず別のカードになるかな」と予想してみる。くじ引きの結果を見て、「一度当たったから次も当たりやすい」と言えるかを考えてみる。こうした短い会話が、数字を生活の中で捉えるきっかけになります。
ゲーム時間について話し合うときも、ただ長い・短いで判断するのではなく、何に時間を使ったかを記録して振り返ると見え方が変わります。遊ぶ時間、作る時間、調べる時間を分けるだけでも、子ども自身がデジタルとの付き合い方を考えやすくなります。数値は人を責めるためではなく、よりよい選択をするための材料です。
保護者の方は、正解を教えようとしなくても大丈夫です。「どうしてそう思ったの?」「もう少し試したらどうなるかな」と問いかけるだけで、子どもの考えは一段深くなります。予想が外れたときに一緒に面白がれることが、挑戦し続ける安心感につながります。
iTeen都島ベルファ前校で育てたい学び
iTeen都島ベルファ前校では、Scratchのブロックを並べて完成させることだけをゴールにしていません。どんな動きにしたいかを言葉にし、必要な数字や条件を選び、実行結果を見て調整する過程を大切にしています。先生との対話を通して「なぜその数字にしたのか」を説明できるようになると、作品はもちろん、考え方そのものが豊かになります。
個別に進められる環境だからこそ、同じ乱数の課題でも、アクションゲーム、クイズ、占い、物語など、子どもの好きな題材に広げられます。興味から始まった作品づくりが、確率、データ、条件分岐、情報の見せ方へ自然につながっていきます。AI時代に必要なのは、答えを速く受け取る力だけではなく、自分で問いを立て、試し、結果を読み解く力です。
都島区でプログラミング教室や小学生向けの習い事を検討中の方は、お子さまが「作ってみたい」と話すものをぜひ聞いてみてください。その小さなアイデアが、考える力と創造力を伸ばす出発点になります。iTeen都島ベルファ前校では、一人ひとりの発想を大切にしながら、情報Iにもつながる学びの土台を丁寧に育てています。
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プログラミングスクールiTeen 都島ベルファ前校
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